堤防の南側にある毛馬北公園から歩いて1分ほどの一角に、なぜこんなに多くの地蔵尊が祭られているのでしょう?
幅員3.6メートルの木橋として大正3年に架けられたのが、
永井さんと蔵下さんに、今回のハテナを聞いてみたら
「毛馬地蔵さんのことだったら、この近くに住む西川さんが詳しいよ。」
お話をもとに、西川勉さん に聞いてみたら
毛馬村の人々のなりわいは農業が主で、五穀豊穣と延命息災を願い、多くの家で小地蔵さんを祭っていたそうです。明治31年の淀川改修工事により、毛馬全村が現在の堤防の東南方向へ移転した際、「わが家の小地蔵さんを、地蔵堂のお地蔵さんの元で祭ってほしい」という申し出が多くあり、お堂の横に安置することになったと、地域では言い伝えられています。今、小地蔵さんは43体あります。
この「はてな」を探るうちに、新しい「ハテナ」が出てきました。
淀川河川公園近くを歩くと、昔の農地だった頃を感じることができます。ぶらりと散歩してみませんか。