鶴見区の住民の皆様にはおなじみの鶴見神社。
実はその社務所内に鍼灸院があるのはご存知でしたか?
鶴見の地を開いたのは、近江国下阪本村比叡辻の農民17人で、平安時代末期、天台宗の内紛抗争が坂本の日吉大社にも及び、それに嫌気をさしたとか、争いで生活の場を奪われたためという。
移住者が日吉大社の八王子社の分霊を勧請したのが、鶴見神社の始まりである。
そして花谷幸比古宮司(70)も「滋賀の大津あたりと気質が同じ」と、鶴見の古い住民の特徴を指摘する。
ところで同神社はかなりユニークで、なんと社務所の中が「お宮の鍼灸整骨院」になっていて驚かされるが、聞いてみると花谷宮司は「その道では知る人ぞ知る存在」らしい。戦前に中国で学んだ父親が終戦の翌年に宮司と兼業で開業。自身も中国に留学し、親子2代に渡る〝中医鍼灸〟師で、森ノ宮医療大で「東洋医学概論」を教える先生でもある。
花谷幸比古宮司
(大阪日日新聞より転載)
神社にある鍼灸院・・・なんだかとっても効き目がありそうですね!?
気になる方は是非足を運んでみてください!!