皆さまこんにちは、今日は日本で一番高い木造建築物のお話です。横浜市にある「Port Plus」という建物で、地上11階・地下1階(高さ44m)のすべての地上構造部材を木材で建てられました。
通常、4階建て以上の建物は鉄骨か鉄筋コンクリート造が一般的ですが、CO2排出量の削減など環境に配慮し、大林組が令和4年に建築したものです。
この建物は大量の木材を使用することにより、約1600tのCO2を長期的に固定でき、さらに材料製作からライフサイクル全体で鉄骨造に比べ、約1700t(約40%)のCO2削減効果がありました。
また、木材の耐火性や高層化による耐震性の課題に対し、3時間耐火を実現した構造材や、高強度を確保するための接合方法など、大林組独自の開発技術により解決しているそうです。
これからは建築業界や自動車産業をはじめ、業界を問わず最先端の技術開発には「環境に配慮」することが不可欠なようですね。
それではまた次回(*^_^*)/