皆さまこんにちは、今日は木造と鉄骨造の違いについてお話いたします。
現在の建売住宅はほとんどが木造ですが、今から20年ほど前は、鉄骨造も結構採用されている時期もありました。
もちろん今でも鉄骨で一戸建てを建てる工務店さんもありますし、ハウスメーカーでは旭化成のヘーベルハウスなどが良く知られています。
それで私達のお店に来て下さるお客様の中にも、「木造より鉄骨がいい」「鉄骨の方が頑丈だ」また「火事にも強そう」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
ただ、結論からいいますと、頑丈さや火事に対しての安全性などが特別鉄骨造より木造が劣っている、とは言いきれません。
まず頑丈さについていいますと、当然木の柱1本と重量鉄骨の柱1本では断然鉄の方が頑丈です。
ただ、その柱をつないで1つの箱(家)に組立てた時、地震や強風に抵抗する強度は、耐震等級・耐風等級という性能表示で評価され、例えば耐震等級1であれば「数百年に一度発生する地震(震度6強~7程度)に対して倒壊しない」という基準は鉄骨でも木造でも同じです。
ですが、1本の柱の強度は鉄骨の方が強いので、組み立てた後の強度を木造で同じにするには、簡単にいいますと柱の数を増やす必要があります。
鉄骨では単純に四隅と中間点くらいの合計6本でその強度を確保できますが、木造の場合柱の数を増やし、また筋交いの入った耐力壁などが必要となります。
つまり、同じ強度を確保しようとした場合、木造は部材の数が多くなり、鉄骨造は部材が少なく済み、間取りの自由度が高いという事になります。
ただ、一般的な一戸建ての間取りを作るのに、特段木造が不利かというとそうでもなく、例えば1階部分を店舗や駐車場にするため、何の障害物も無くズバッと広い空間を取る場合には、鉄骨の方が有利になりますが、ご家族がゆったり暮らせる間取りを作る、という事でしたら木造でも十分安心して暮らせる家を建てることができます。
あと予算面ではやはり木造の方が有利で、鉄骨造の場合、通常の4LDK・建坪30坪の家で概ね500万円前後コストが高くなるようです。
それではまた次回、「木造と鉄骨造」の続きをお話致します(*^_^*)/